カシスアントシアニンの定量法について
カシスアントシアニンの定量法を模索平成27年秋より測定開始予定
一般社団法人 日本カシス協会では、弘前大学をはじめ協会会員企業との共同プロジェクトにより、カシスアントシアニン含有量の測定における定量法の確立を進めてきました。
これまで、総アントシアニンの分析は、高速液体クロマトグラフィー法(以下、HPLC法と略す)を用い、カシスアントシアニンを構成するメジャー4成分(デルフィニジン‐3-グルコシド・デルフィニジン-3-ルチノチド・シアニジン-3-グルコシド・シアニジン-3-ルチノシド)の内、シアニジン-3-グルコシドの1標準品で測定し、その分子量換算を用いて他の3成分を算出することで、総アントシアニン量とされています。
当協会では、より正確に測定するため、4メジャー成分の標準品を用いHPLC法で分析し、その測定値の合計を総アントシアニン量とする定量法を策定しました。
これにより、より精緻なカシスアントシアニン含有量を測定することが可能になると考えております。
今後、カシスの研究が進むにつれて、カシスアントシアニンを構成する各成分の働きも明らかになってくるものと考えられます。その際、各成分の正確な値が必要になるものと思います。
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・分析費用は¥35,000(税別)/1検体となります
・入金確認後の分析となります
・分析は3週間程度期間が必要となります