目の下のクマにカシスが効く

クマが出来るわけ

クマの定義

目の周りの上下、またはその一部分が黒みがかっている状態。

元々は「影」の意味。歌舞伎の「隅取」が語源で、目の周りに色が付いている状態を指します。
ちなみに、この隅取を最初に始めた歌舞伎役者は、初代市川團十郎だそうです。

クマに悩む女性たち

シミやクマ、皮膚のくすみなど、顔に現われる皮膚の障害は女性にとっては悩みの種です。とくに目のクマは顔の印象を決める目もとの部分だけに悩みは深刻です。最近は働く女性も多く、睡眠不足や疲労の蓄積、ストレスからくるクマに悩んでいる人が増えています。とくに、朝起きて鏡を見た時に、クマが気になるようです。
クマとは目の周りの上下またはその一部が黒ずんでいる状態で、目の下の部分が青紫になる場合や、目の周りだけが丸く皮膚の色が濃くなっている場合などがあります。

目の周りは皮膚が薄い

ではなぜ、顔の中でも目立ちやすい目の周りにクマができるのでしょうか。それは目の下の皮膚は0.6ミリととても薄く、卵の薄皮程度しかありません。そのため目の下の部分は、皮膚の下に張り巡らされた毛細血管の色が常に透けて見えてしまいます。ストレスや疲労、睡眠不足によるうっ血などで血液が黒ずんでいたり、皮膚にメラニン色素が沈着した状態では、その部分が黒ずんで見え、それがクマとなります。
また、目が落ち窪んでいたり、涙袋が発達しているなどの顔の形状もクマを目立たせる原因となります。

クマの最大の原因は血流低下

クマの原因はいろいろ考えられますが、最大の原因は目の周りの血流が低下することだといわれています。血液の赤い色は赤血球の中にある赤い色素であるヘモグロビンの色です。ヘモグロビンは酸素と結合している時はきれいな赤い色をしていますが、酸素との結合が離れると暗赤色になります。疲労やストレスの蓄積、睡眠不足などの影響で、血行が悪くなり血液中の酸素が欠乏すると、ヘモグロビンが暗赤色になって皮膚の薄い目の下の部分が黒ずんで見えます。

ヘモグロビンとは?

ヘモグロビンは、血液の赤血球中に存在する色素タンパクで、全身に酸素を運ぶ役割を担っています。肺で酸素と結合して、血液と一緒に全身に運ばれ酸素を供給します。酸素と結合した状態のヘモグロビンは「酸化ヘモグロビン」と呼ばれ鮮やかな赤い色をしています。酸素を供給した後、酸素が離れます。この状態は「還元ヘモグロビン」と呼ばれ、色は暗赤色をしています。

カシスでクマ退治!

1.血流量の向上

顔の血流量を向上させるカシスポリフェノール

カシスポリフェノールにより、末梢の血流を改善する効果が確認されたことから、顔面の血流も向上させることが期待できます。そこで、カシスドリンクまたはプラセボを摂取し、クマ部位の血流量を測定したところ、カシスドリンクを飲んだ時に顔面の血流向上が確認されました。

2.目元の色み・明るさの改善

カシスの摂取によりクマが改善

カシスの摂取によって、実際にクマが改善されるかどうかを検証するために、前項(1.血流量の向上)被験者33人の「肌の黒み」と「肌の赤み」を測定器(メグザメーター)で、さらに明るさの指標であるL*値を分光測色計で測定しました。その結果、カシス摂取後に、「肌の黒み」の減少、「肌の赤み」の改善、L*値(肌の明度)の向上が確認できました。このことは、カシス摂取によりクマが改善されたことを示しています。

血流改善がクマ解消の糸口

今回のカシスによる臨床研究から、クマの主な発症原因は、血流のうっ滞、あるいは減少であるとの考えが強く示されました。

3.自覚テストによるクマ改善の検証

自覚テストでもクマ改善を確認

最後に、被験者自身により、カラーチャートを用いて、カシス摂取によるクマ改善の効果を判定してもらいました。その結果、被験者33人の左右のクマ合計66部位中、クマが改善されたと自覚されたのは44部位と全体の約7割にのぼりました(不変17部位、悪化5部位)。被験者のほとんどが、カシス摂取によるクマ改善効果を実感しているという結果が出ました。

クマ自覚テスト

あなたの目元にもクマが・・・

まずは鏡を使って、あなたの目の下の肌の色が、下のカラーチャートのどの色と同じか確認してみましょう。
ちょっとでも気になった方、いますぐカシスを!